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SEOに強い売れるECサイトの制作方法と費用の解説【2022年最新版】

いつも大変お世話になっております。S&Eパートナーズの門田です。
昨年から続くコロナ渦の影響でEC事業に参入する企業も増えたことにより、競合サイトとの争いも熾烈を極めているEC業界。

経済産業省の統計によれば、2021年5月で日本国内における消費者向けECサイト市場は約19.4兆円に達し、現在なお市場規模は拡大の一途をたどっています。2015年が14兆円だったので5年で5兆円というものすごいスピードで拡大しています。

そのような状況のなかで競合他社より一歩でもリードするためにはSEO対策による見込客の獲得は必須課題といえます。今の時代はノウハウなどの情報が簡単に手に入るので、『ECサイトを立ち上げるならSEO対策は必須』、ここまでは皆様すでにご存じかと存じます。

でも、『では実際にどのようなECサイトを作ればSEOに強くなるのか』、このあたりの情報は非常に少ないので、今回はSEOに強いサイトを制作するための方法と、制作費用感について解説します。

  • SEOに強いECサイトを作りたいが方法がわからない
  • SEOに強いECサイト制作できる制作会社さんを探している
  • 自社かモールかどちらで作成するべきか悩んでいる
  • SEOに強いECサイト作成の費用感を知りたい

このようなことでお悩みの方はぜひご参考ください。




> ECサイト構築チャート~モール?自社?それぞれのカートの違いを解説

ECサイトのSEO対策について

ECサイトで売り上げを上げるために、売上作りの公式 売上= アクセス×転換率×注文単価に倣って運営されている方は多いと思いますが、この公式の中で最も重要なのはアクセス数のアップ、つまり集客です。どんなに良い商品を用意して販売していても、ブランディングイメージの素晴らしいサイトを作ったとしても、ユーザーが商品に辿り付けないのであれば売上を上げる事は出来ません。

ECサイト運営では、先ずは集客のことを考え施策を行わないといけませんが、そこを蔑ろにして販売する商品やお店のイメージ戦略の事ばかりにフォーカスをして、結果として売上を上げるチャンスを失っています。何度もお伝えしますが、何より大切なのはアクセス(集客)なのです。

ECサイトの集客方法は様々な手法がございます。大きくわけるとSEO対策、WEB広告、SNS、メルマガ、アナログ・オフライン施策などがございますが、中でも避けて通れないのない王道手法がSEO対策とWEB広告です。特にSEO施策は本質的にサイトを強化することができるので、必ず取り組みが必要です。

ECサイトのSEO対策について、よくいただく質問をあわせて簡単にお答えしますのでこちらもご参考ください。

SEO対策での集客戦略が向いている商品

どのような商品がSEO対策に向いているか?そもそも自社が販売する商品がSEO対策に向いているかどうか、気になるところだと思います。基本的にSEO対策は、検索ユーザーのニーズに対して最適なアプローチを行うことができる集客手法のため、向いていないというような商品はございません。その中でも、比較的に成果が出しやすい商品を2タイプ紹介します。

購入までの検討期間が長い商品

比較的高額な商品・サービスの購入を検討する場合は、なるべく失敗をしないように他社のサイトと比較をしたり、口コミや評判を細かく調べることで、ユーザーが検討する期間(時間)は長くなるのではないでしょうか。検討する期間(時間)の長い商品・サービスは、ユーザーが複数回の検索を繰り返してから、購入の判断をする傾向があることで、SEOとの親和性は高くなります。

ニッチな商品

好きな人は好きだけと一般層にはかわらない、1000人中1人だけには必要、そのようなニッチな商品もSEO向きです。折り込み広告や、TVコマーシャルなどの不特定多数の広いマスに向けた集客方法ですと、必要のない人への露出ばかりが増え、費用対効果が非常に悪くなってしまいます。ユーザーのニーズに対して直接的な集客ができるSEO対策は、ピンポイントに商品を訴求することができるので、ニッチな商材には最適な集客方法となります。また競合が少ない分野ですと、検索結果を独占することも可能です。

自社サイトかモールどちらに出店すべきか

SEO対策をメインの集客戦略としてサイト運営を行う場合、自社サイトと楽天やAmazon等のモール出店、どちらでサイトを作るべきか。こちらも多い質問です。
結論から言いますとSEO対策は、あくまでGoogle検索エンジンへの対策になり、SEO対策による集客が可能なのは自社サイトです。ただし、モール店の場合はそのモール内の検索エンジンに最適化する必要があります。楽天市場に出店しているのでであれば楽天SEOが必要になります。

楽天SEO対策についてはこちらで詳しく解説していますので、モールSEO戦略の参考にしてください。
「楽天SEO対策で上位化はできますか?」に回答します。【SEO対策専門企業の2020年現在の見解】

SEO対策をするとデザイン性が損なわれる?

SEO対策をするとデザイン性が損なわれる、そのようなお考えの方も多くいらっしゃいます。確かに検索エンジンに情報を正しく伝えるためにはテキスト情報の掲載は必須です。
テキスト情報の追加によるデザイン崩れを危惧される場合が多いです。しかし、掲載する場所、掲載するエリアによって、改善・カバーすることが可能です。デザインは主観による要素が多分に含まれる部分でございますので、デザイナーとの密なコミュニケーションをとり、SEO対策に必要な要素を確りと把握した上でデザインを進めていく必要があります。

ECサイトはSEO対策が難しい??

ECサイトのSEOは難しい、とよく言われます。SEO対策の成果は検索エンジンから狙ったターゲットのアクセスを集めることですが、必ずしも売上に直結するわけではございません。検索エンジンからの自然検索アクセスが増えても、商品ページの内容や商品そのものの魅力によって、売上は左右されてしまいますので結果的にSEO対策をしても売上が上がらなかった(成果がでなかった)となってしまうのです。確かにSEO対策が成功したからと言って売上がアップするわけではございません、しかし対策の方針次第で、売り上げに繋がりやすいSEO対策を行うことは可能です。次の項でS&EパトナーズのECサイトでの成功事例を紹介します。

ECサイトのSEO対策成功事例

ご紹介するのはトイレ・給湯器・ガスコンロ等の住設設備の通販サイトです。WEB広告での集客を一切行っておらず、自然流入のみで成果を出しています。

こちらは売上が昨対比40%増えたECサイトのサーチコンソール画面。
対策開始時は、1日平均200クリック前後のサイトが、現在は1日約2,000クリック。約10倍のアクセスを獲得することに成功しており、その結果売上が昨対比で40%アップと結果を出すことができたのです。
ここまでSEO対策で成功している要因は、顕在層と潜在層を取りこぼすことなく集客できているためです。ECサイトのSEOで失敗する大きな原因のひとつが、狙らうべきキーワードを間違えている場合です。
顕在層と潜在層どちらのキーワードにもアプローチをすることが大切です。SEO対策に強いECサイトを作るには、ここを正しく理解する必要があります。

SEOに強いECサイトの制作方法

このようにSEOで顕在層と潜在層、両方から集客できるサイトをつくるにはどうすればいいでしょうか。
それには大きく分けて2つの考え方が必要です。

ECサイトにおける検索ニーズを理解する

先ずはECサイトにおける検索ニーズを理解する必要があります。検索ニーズは=キーワードのことです。
上図をご覧ください。

今すぐ客(顕在層)用の「指名検索キーワード」

(例) ショップ名、会社名、商品名、 などです。

今すぐ客(顕在層)用の「購入検索キーワード」

商品カテゴリや総称、買うための比較 など 購入することが前提のキーワードです。
こちらの購入検索キーワードは、購入に直結するキーワードなので、最も競合が多く、競争は熾烈を極めます。

(例) アクセサリー、アクセサリー通販、リング、ネックレス、アクセサリー価格、アクセサリー安い、などです。

そのうち客(潜在層)用の「情報検索キーワード」

全体の検索ニーズの80%を占めるのが情報検索キーワードです。見込み客の中でもニーズが顕在化しておらず、まだ購入まで検討していない潜在している層のキーワードです。
ECサイトのSEO対策をする場合、購入検索ワードのことは意識しても、購入とは関係ないからと、情報検索を対策されないケースが非常に多いです。

(例) アクセサリー 用途、アクセサリー 種類、アクセサリー 歴史 アクセサリー起源 などです。

3つの検索キーワードはどれも必要なものです。指名、購入、情報、3つのタイプに最適化できる」、上位化できるサイトを作成する必要があります。

通常のSEO対策でしたらメイン対策ワード1つや2つに設定して対策をする場合が多いですが、ECサイトの場合はメインキーワードだけでは不十分です。情報検索から購入まで一連のニーズに対する全てのキーワードを網羅することにより集客効果非常に高く売上が上がるサイトが作れるのです。

個々の検索ページに対応する構造でサイトを設計する

狙うべきキーワードの全体像がきまれば、次はディレクトリ構造の設計です。

よく勘違いされますが、「検索ユーザーはまずトップページにアクセスして、その後、他のページに流れていく」というイメージをお持ちではないでしょうか。検索エンジンの性能が向上し、検索キーワードと関連性が高いページが上位表示されるようになっている現在では、そのイメージは実態と異なります。
検索ユーザーは検索エンジンを経由して、個別の内容に特化している下層ページへにまずはアクセスしてきます。つまり、サイト内のすべてのページが集客の入り口になります。
そうすると、上図のように検索ニーズに対応したページを設計する必要があります。この設定を上手く作ることでSEOに強いECサイトが出来上がります。

SEOに強いECサイト作成にかかる費用

狙うべきそれぞれのキーワードに対して最適なディレクトリ構造でページを作成するため、ECサイトはコポーレートサイトに比べ、段階での必要項目が多くなり費用がかかります。
激安で作成します!というようなサービスは大抵、集客に最低限必要なページや機能が無い場合がほとんどですので注意が必要です。

確りとSEO対策で集客を狙えるECサイトを作成する場合ですと100万円~とお考えください。またASPカートによってもSEOに向いている向いていないものがございます。
カートの選定も費用に影響する部分です。

SEOに強いカート選定については、こちらの記事をご覧ください。
SEO対策に向いているECサイト用ショッピングカートは?【S&E独自比較】







まとめ

今回は【SEO対策につよい】という観点に絞りお話させていただきました。

ECサイトの立ち上げやサイトの構築をご検討のお客様はS&Eパートナーズにお問い合わせください。
貴社の商品にぴったりのSEO対策キーワードを提案し【SEOに強いECサイト】を構築いたします。

また、実施に制作する際にはSEO対策に強くなるための上記内容を考慮しつつ、【売れるサイト】のための導線設計などが必要です。
SEOに強いサイト制作はあくまで土台、土台の上に売れるためのレイアウトや導線の設計をするひつようがあります。
次回のブログでは、【売れるECサイトの導線・レイアウト設計】についてお話させていただきます。






>SEOとは?初心者にもわかりやすく基本の対策方法を解説しています。

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